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鋼材業界用語集

  • 中村機材で社内教育用に作成している用語集です。知っているようで知らない材料用語や、「寸法公差」と「寸法精度」の違いや鋼材購入のときに知っていると便利な用語知識など現在330単語をまとめてあります。用語について意味を知りたいときなどはこちらが便利です。新人教育などにもご利用下さい。
    なお、あくまで弊社の社内教育用の資料を公開しているものなので、内容の精度については自己責任でご利用下さいますようお願いいたします。

    用語集の次回の更新の際には、この画面から直接PDFファイルをダウンロードする方式に変更する予定です。


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質問一覧

  • ▼見積もり~発注

    ・配送はしてもらえますか?

    ・切り板の発注の際は何を伝えればよいですか?

    ・リングを分割した形状の切り板の見積もりについて教えてください。

  • ▼図面作成

    ・図面のCADデータをメールで送りたいのですが?

  • ▼納期

    ・納期があまり無いのですが?

    ・配送はしてもらえますか?

    ・鋼板のロール対応というのはどのくらい時間がかかるものですか?

  • ▼素材

    ・高炉材、電炉材の違いはなんですか?

  • ▼在庫

    ・どんなサイズの素材を在庫していますか?

    ・対応可能な板厚を教えてください。

    ・JIS年度付きのミルシートの板で切ってもらえますか?

    ・高炉材指定の注文なのですが?

    ・板のステンシルが入ったところで切ってと言われましたが可能ですか?

  • ▼切断技術

    ・どのくらい厚いものを切断できますか?

    ・ガス溶断とはなんですか?

    ・レーザー切断とはなんですか?

    ・プラズマ切断とはなんですか?

    ・厚い鉄板に、溶断でどのくらい小さな穴をあけることができますか?

    ・どのくらい厚いものを切断できますか?

    ・鋼板の現物の製品があるのですが、同じものを切ってもらえますか?

  • ▼寸法精度

    ・ぴったりの寸法で切ってもらうことはできますか?

    ・肉はどのくらいつければいいですか?

    ・厚いと削るのが大変なので片肉2mmの削りしろで切ってほしいのですが?

    ・細い形状の溶断品で、穴同士のピッチを守ってほしいのですが可能ですか?

  • ▼仕上げ

    ・仕上げとはどんな作業なのですか?

    ・切り口のサンダーがけはしてもらえますか?

    ・全周サンダー仕上げはできますか?

  • ▼熱処理

    ・熱処理とはなんですか?

    ・焼鈍とはなんですか?

  • ▼機械加工や曲げ

    ・材料切断からフライス加工までの対応は可能ですか?

    ・材料切断からキリ穴やタップ加工までの対応は可能ですか?

    ・材料切断から曲げ加工までの対応は可能ですか?

  • ▼納品

    ・梱包できますか?

    ・宅急便で送ってもらえますか?

    ・製品の積み込みは何を使いますか?

    ・バンド結束はできますか?

    ・パレット積みはできますか?

  • ▼管理

    ・ベースサイズとはなんですか?

    ・規格エキストラとはなんですか?

    ・板厚エキストラとはなんですか?

    ・造塊エキストラとはなんですか?

    ・材料の内質保証はありますか?

    ・超音波探傷検査とはなんですか?

    ・ミルシートとはなんですか?

    ・ミルシートはもらえますか?

    ・紙で作った原寸の型紙の形に鋼板を切ってもらえますか?

    ・溶断品の現物があるのですが、同じ形に鋼板を切ってもらえますか?

    ・見積もり回答価格に対して5%引いてくれと言われましたがどうですか?

  • ▼その他

    ・工賃切りとは何ですか?

    ・歩留まりとはなんですか?

    ・ノッチとはなんですか?

    ・スケールとはなんですか?

    ・厚い鉄板に、溶断でどのくらい小さな穴をあけることができますか?

    ・黒皮とはなんですか?

    ・開先とはなんですか?

    ・吊れる重量を教えてください。

    ・ピンホールとはなんですか?

配送はしてもらえますか?


基本的には中村機材の置き場(浦安鉄鋼団地内)での引取りとさせていただいておりますが、東北・関西などのお客様との取引実績もありますので、製品の数量やお届け先に応じた運送手段で配送いたします。お気軽にご相談下さい。


切り板の発注の際は何を伝えればよいですか?



まず、板厚・幅・長さ・数量をお伝え下さい。
溶断寸法でなく、切削後の仕上がり寸法での発注でもかまいません。
こちらで適宜、削りしろを加味した切断板厚・サイズをご提案させていただきます。
溶断寸法での発注の場合、おわかりであれば仕上がり寸法もお伝え下さい。

例えば穴のサイズについて、仕上がり寸法を把握していれば、最終的に削って仕上げる場合は、穴があまり大きくならないように、また削らない場合は穴が小さくならないように考慮して切断出来ます。

各種溶断品のサイズ表記のポイント
※常に板厚×幅×長さの順番で表記するのが理想です。
※一般的に、四角(寸法切り)の短い辺を幅、四角(寸法切り)の長い辺を長さとして表します。
※リングの場合は、前に表記した方が外径、後に表記した方が内径になります。
※削りしろを表現する場合は、下段に()つきで表記します。削らない場合(黒皮で使う場合)は、(〜)と表記します。

サイズ表記の例
●寸法切り
板厚100mm(仕上がり寸法は95mm)、幅100mm(そのまま黒皮で使用)、長さ1510mm(仕上がり寸法は1500mm)を
1枚の場合の表記
100×1000×1510-1
(95) (〜) (1500)  

●丸切りの場合:
板厚300mm 直径φ512mm(仕上がり寸法はφ500mm)を3枚の場合
300× φ512 -3
   (φ500)   

●リングの場合
板厚200mm、外径φ875mm、内径φ230mmを4枚の場合
200×φ875× φ230 - 4

●型切り
寸法切りと基本は同じですが、幅と長さまでを()でくくります。
板厚135mm、最大幅230mm(仕上がり寸法は225mm)、最大長さ750mmを2枚の場合
135×(230×750)-2
  (225)    


リングを分割した形状の切り板の見積もりについて教えてください。



リング形状の切り板の場合、3分の1や4分の1など、分割した形状で作成されることがあります。後工程で溶接で繋ぎ合せて使用されるのが一般的です。
特に細いリングの場合は分割することで使用する材料の縦横寸法が小さくなるので価格が抑えられ、重ねるように組み合わせることでさらに歩留まりが上がるのでコストメリットが大きいためです。

また、一体物で作成すると全体的な歪みへの対応が難しいですが、分割することで溶接時に微調整が可能になるという副次的なメリットもあります。

ちなみに、2分割だと一体物に比べて単純に半分になるだけなので歩留まりメリットはあまり大きくありません。分割する場合は3分割以上がおすすめです。

リング形状を分割すると、縦横寸法はどのくらいになるのか、重ねてネスティングした場合はどのくらいの大きさに収まるのかは一般的にはCADで作図しないとわかりませんが、弊社で作成した下のエクセルのツールで算出することもできます。ご自由にダウンロードしてご利用ください。

分割リングデータ計算Ver1-10.xlsx

※エクセルシート内の著作権と免責事項をお読みのうえご利用ください。


図面のCADデータをメールで送りたいのですが?


CADデータは、DXF・DWG・ANSの各ファイル形式で受信が可能です。
お送り頂ける際は、お問い合わせフォームもしくはお電話でその旨ご連絡ください。
データの送受信用のメールアドレスをお伝えいたします。
もちろんPDFでの図面送付も可能ですが、CADデータと違い、細かい文字が読めない場合があるのでご注意ください。


納期があまり無いのですが?


機械部品の材料を多く手掛けており、お客様側で急に必要になった修理部品材料の切断を依頼されることも少なくありません。
大きさ・数量によりますが、可能な限りご要望に沿えるよう、短納期での対応を心がけております。


配送はしてもらえますか?


製品をリーズナブルにご提供するために、基本的には中村機材の置き場(浦安鉄鋼団地内)での引取りとさせていただいておりますが、ご希望であれば製品の数量やお届け先に応じた運送手段で配送いたします。運賃など、お気軽にご相談下さい。


鋼板のロール対応というのはどのくらい時間がかかるものですか?


一般的な鋼種、薄い板厚ほど納期は短くなる傾向にあります。また、高炉メーカーや電炉メーカーのそのときの繁忙状況によっても大きく違ってきます。スタンダードな鋼板は2か月以内で入荷することも多いですし、300mm厚以上の極厚品は半年近くかかる場合もありますので、その都度お問い合わせください。
ただし、メーカーの回答納期はあくまで目安であり、ロールを申し込んでも実際の出来上がりのタイミングが1か月以上ずれる場合があるので注意が必要です。


高炉材、電炉材の違いはなんですか?


高炉とは鉄鉱石から銑鉄を取り出すための製鉄用溶鉱炉で、巨大な竪形炉の形状から高炉と呼ばれます。これを使って製鉄をする企業が高炉メーカーです。2014年現在、新日鉄住金、神戸製鋼、JFEの3社が代表的な高炉メーカーです。
電炉メーカーはスクラップから製鉄します。電気炉という設備でアーク放電の熱によってスクラップを融解して製鉄を行うため、電炉メーカーと呼ばれます。電炉製品は、鋼板よりも形鋼などのほうが一般的です。鋼板を作る代表的な電炉メーカーは、中部鋼鈑や東京製鉄などです。
高炉メーカーのほうが相対的に品質が良く、電炉メーカーのほうが相対的に安価と言われることがありますが、必ずしもそうとは限りません。極厚鋼板の場合は電炉材が相対的に高価になることが多かったり、スタンダードな板厚の場合は品質的に大きな差は出にくいとされています。
弊社では基本的に45mm厚以上は高炉材、40mm厚以下は電炉材を使うことが多いですが、高炉材指定の場合はご相談ください。


どんなサイズの素材を在庫していますか?


9~200mm厚  8尺×20尺(2438mm×6096mm)又は 7尺×20尺(2100mm×6096mm)を基本に、7000mm長の長尺材なども置いています。幅広材のスポット対応も可能です。
210mm厚以上  重量の関係で上記より小さいサイズで在庫していることが多いです。


対応可能な板厚を教えてください。


基本的に板厚:9 ~ 550mm厚※まで対応可能です。9mm厚未満も手配可能です。
10、14、20、30、38mmなどの中間厚も在庫しております。
※国内で製造可能なロール材の最大板厚が550mmです。


JIS年度付きのミルシートの板で切ってもらえますか?


メーカーや材質によって、ミルシートにJIS年度の記載があるものとないものがあります。その都度お問い合せください。


高炉材指定の注文なのですが?


40mm厚以下は基本的に電炉材を使う場合が多いですが、高炉材指定の対応も可能です。


板のステンシルが入ったところで切ってと言われましたが可能ですか?


切り板はステンシルを最後に残すように材料を使っていくのが一般的なので基本的には難しいですが、板の大部分を使用するご注文や、材料が残り少ない場合など、対応可能な場合もありますのでご相談ください。


どのくらい厚いものを切断できますか?


最大で900mmくらいの厚さも溶断可能です。ただし、精度など詳細については打ち合わせが必要です。


ガス溶断とはなんですか?


鋼板を切断する技術のひとつで、プロパンガスやアセチレンガスの炎で予熱した鉄に高圧の酸素を吹き付け、鉄を燃焼させながら吹き飛ばして切断します。鋼板の切断において最も多く使用されている切断方法です。
レーザーやプラズマでは切断できない板厚を切断することができます。
ガス切断、ガス切りなどと呼ばれることがあります。


レーザー切断とはなんですか?


レーザーの熱エネルギーによって切断する加工法です。寸法精度が高く、切断面が綺麗です。また、金属、非金属を問わず切断できることができます。ただし、切断スピードが速いので厚くなるほど細かい形状精度はラフになります。
一般的には16~19mmくらいまでの板厚を切断できます。


プラズマ切断とはなんですか?


プラズマの電気エネルギーを利用した切断方法です。切断速度が速く、熱変形が比較的小さいのが特徴です。厚くなるほど、切断面の垂直面が出にくくなります。一般的には25~28mmくらいまでの板厚を切断できます。


厚い鉄板に、溶断でどのくらい小さな穴をあけることができますか?


例えば200mmの板厚に対して、φ50くらいの小さな穴をあけることも可能です。ただし小さな穴の場合には溶断キズの手直しやヘソの除去はできません。
厚い板に小さな穴の場合、相対的に溶断穴よりキリ穴がコストメリットがあるときは、こちらのほうで溶断穴でなくキリ穴で対応させていただいております。


どのくらい厚いものを切断できますか?


最大で1000mmくらいの厚さも溶断可能です。ただし、精度など詳細については打ち合わせが必要です。


鋼板の現物の製品があるのですが、同じものを切ってもらえますか?


形状や大きさにもよりますが、製品形状をCADに取り込んで切断することも可能です。


ぴったりの寸法で切ってもらうことはできますか?


工業製品の場合、ぴったりの寸法というのは不可能です。ガス溶断でもレーザー切断でも機械切削でも、許容公差を設けて、用途に合った精度で加工を行うものです。
ガス溶断では±1~2mmの上面精度が一般的です。製缶材料の場合は小さめに切断したり、削るものや変形しやすいものは大きめに切断したり、用途や仕様に合わせて打合せさせていただいてから切断すると使いやすいものになります。


肉はどのくらいつければいいですか?


板厚にもよりますが、200mm厚までは片肉5mmくらい、350mm厚くらいまでは片肉7.5mmくらい、それ以上は片肉10mm前後の付加を提案させていただいております。


厚いと削るのが大変なので片肉2mmの削りしろで切ってほしいのですが?


加工する立場からすると、「薄いものは削るのが容易だが、特に厚い板については肉が多いと素材自体が高くなるうえに削る時間も増えるので肉を極力減らしたい」という意向がありますが、厚いものは薄いものに比べて精度が出しにくいので、削りしろは多く必要になります。
板厚や形状に応じて、適正な肉づけを提案させていただきますのでご相談ください。


細い形状の溶断品で、穴同士のピッチを守ってほしいのですが可能ですか?


溶断においては、一般的に、穴を切断してから最後に外周を切断します。先に外周を切断してしまうと、外周を切り終わりが近づくにつれて製品自体が熱の影響で移動し、そこに穴をあけることになるので穴の位置が狂ってしまうためです。
穴を先にあけるため、細い形状の外周を切断するとその熱影響による伸縮によって穴同士のピッチが変わる場合があります。
弊社では変形を予測して、できるだけ穴ピッチの狂いが少なくなるように切断しますが、さらに高精度を求めるのであれば、外周を切断した後に、溶断穴でなくキリ穴での穴あけを提案させていただくこともできますのでご相談ください。


仕上げとはどんな作業なのですか?


下面にこびりついたスケールを除去し、必要に応じて、上面のスパッタ(溶断のバリ)とヘソ(火の出し入れのでっぱり)をサンダーで除去し、溶断の炎の吹き返しなどによって生じたキズを溶接にて補修します。


切り口のサンダーがけはしてもらえますか?


100mm以上の板厚の製品に関しては、出荷後の機械加工がしやすいよう、基本的にすべて上面の切り口にサンダーがけをして出荷いたします。
100mm未満の製品であってもご相談に応じます。


全周サンダー仕上げはできますか?


可能ですが別途料金が発生する場合があります。問合せください。


熱処理とはなんですか?


物質を加熱・冷却して硬度などの性質を変化させることです。主に、金属の焼き入れ・焼き戻し・焼きなましなどを指すことが多いです。


焼鈍とはなんですか?


熱処理操作のひとつ。ある温度に加熱したのち、ゆっくりと冷却することです。内部組織の均質化、内部応力の除去、切削加工のための表面の硬度調整を目的とした処理です。「焼鈍(しようどん・しょうとん)」、「焼きなまし」などと呼ばれます。


材料切断からフライス加工までの対応は可能ですか?


可能です。


材料切断からキリ穴やタップ加工までの対応は可能ですか?


可能です。極厚板にも穿孔できます。


材料切断から曲げ加工までの対応は可能ですか?


可能です。


梱包できますか?


品物の形状や重量にもよりますが、可能な限りご要望に沿えるよう対応させて頂きます。


宅急便で送ってもらえますか?


宅急便の場合、重量は25kgまでとなります。 形状にもよりますが、お客さまのご要望や製品の状態に応じた方法で、手配をさせていただきます。 重量がある製品は運送会社(混載便・チャーター便)を手配する事も出来ますのでご相談下さい。


製品の積み込みは何を使いますか?


基本的には天井クレーンを使い、製品形状や数量に応じてハッカー(鋼材吊り上げ用のカギ爪)や2.5トン吊りのリフティングマグネット、ワイヤーやチェーンなどで積み込みます。自社のフォークリフトを使用しての積み込みにも対応しています。


バンド結束はできますか?


対応可能な場合が多いですが、念のためご注文前にご確認下さい。


パレット積みはできますか?


自社で所有しているパレットに限りがありますので、念のため注文時に御確認下さい。重い製品が多いので、パレットの強度が足りない場合もあります。持込のパレットへの積み込みは常時可能です。


ベースサイズとはなんですか?


鋼板の場合、板厚9~25mmのものを指します。ベース価格とはこのスタンダードなサイズの1kgあたりのことを言い、鋼板の単価は、これに下記の各種エキストラを加えたものです。


規格エキストラとはなんですか?


無規格材に対し、SS400、SM490Aといった規格ごとに設定された、1kgあたりの追加料金のことです。 例えばSS400であれば、+1.3円/kg などが一般的です。


板厚エキストラとはなんですか?


ベースサイズに対し、板厚が厚くなる(薄くなる)ごとに増える、1kgあたりの追加料金のことです。 切り板の売価では、例えば40mm厚ではベース価格に+3円、100mm厚では+10円などが一般的です。


造塊エキストラとはなんですか?


極厚鋼板の場合、通常のロール工程以外の工程が発生します。そのため、高炉メーカーごとに、どの板厚を超えるといくら、という形で、追加料金が設定されています。


材料の内質保証はありますか?


材質によって異なります。例えばSS400の場合、メーカーでは引っ張り強さしか規定していないため、数ミリ程度の内部空間の場合はたとえ広範囲にわたっていても、基本的に保証対象とされないのが一般的です。


超音波探傷検査とはなんですか?


超音波を試験体中に伝搬させ、試験体が示す音響的性質を利用して、試験体内部のきずや材質を調査する非破壊試験方法です。Ultra-sonic Testの頭文字でUTと略されることもあります。素材の内部空間を見つける事ができます。ただし、扁平な形状は発見できない場合があります。また、切断面で目視できる大きさの内部空間であっても、JISの規定上、超音波検査においては合格とされる場合があります。


ミルシートとはなんですか?


鋼材の証明書です。ミルシートは、向先別、規格別に発行されます。納入した鋼板が契約時の規格または購入仕様(協定仕様)に合格していることを証明するため、また、納入された鋼板が要求事項を満足しているか否かを発注者がチェックするために使われます。


ミルシートはもらえますか?


はい。お見積り又はご注文依頼時に、提出を指示して頂ければ発行致します。納品後のミルシートの発行に関しては、確認から発行に時間がかかる場合があります。


紙で作った原寸の型紙の形に鋼板を切ってもらえますか?


大きさにもよりますが、持参いただいた型紙をコンピュータに取り込んで切断できます。このとき、別途データ取り込み料が発生する場合があります。取り込んだデータをCAD上で変形させて切断することも可能です。


溶断品の現物があるのですが、同じ形に鋼板を切ってもらえますか?


大きさにもよりますが、持参いただいた現物の溶断品の形状をコンピュータに取り込んで切断できます。このとき、別途データ取り込み料が発生する場合があります。取り込んだデータをCAD上で変形させて切断することも可能です。


見積もり回答価格に対して5%引いてくれと言われましたがどうですか?


5%というと加工賃にとってはわずかな割合ですが、切り板の場合は基本的には単価に占める材料部分の金額が大きいため、大幅な値引きへの対応が難しい場合が多いです。


工賃切りとは何ですか?


お客様が持ち込んだ材料を、中村機材で切断することです。通常の圧延母材の持込みのほか、カットした丸棒に穴を開けてパイプ状にする、鍛造材を切断するなど、様々な切断に対応しております。


歩留まりとはなんですか?


母材面積に対する製品面積の割合のことです。スクラップになってしまう割合が少ないことを、「歩留まりが良い」と言います。
特に単品ものについては、歩留まりに応じて溶断品の見積もり単価が大きく変わってくることがあります。
お見積もりをいたしますのでお気軽にご相談下さい。


ノッチとはなんですか?


溶断時に側面に入る傷のことです。
極厚溶断の場合はわずかな振動などで炎の流れが変わった瞬間にノッチが入ることがあります。
また、切断定盤で炎が跳ね返って下面のエッジに傷が入ることがあります。
傷が入らないよう、細心の注意を払って切断いたしますが、運悪く傷が入ってしまった際は必要に応じて溶接で丁寧に補修いたします。
なお、傷が入ってしまった場合の対応について、ご要望がありましたらお伝え下さい。


スケールとはなんですか?


切断時に出る溶断クズ(溶けて流れた鉄)のことです。
溶断すると下面のエッジにこれがこびりつくので、ハンマーとタガネで、手作業で丁寧に除去して出荷いたします。


厚い鉄板に、溶断でどのくらい小さな穴をあけることができますか?


例えば200mmの板厚に対して、φ50〜φ60くらいの小さな穴をあけることも可能です。お気軽にご相談下さい。


黒皮とはなんですか?


鍛造や圧延のとき、鉄の表面にできる酸化皮膜のことです。圧延鋼板の表面は、通常この皮膜で覆われています。
転じて材料の切削加工時、加工しない面を通称「黒皮」と呼んだり、「この面は削りません。黒皮のまま使います」、「ここも黒皮です」などと言ったりします。
つまり外周部が黒皮の仕様では溶断面が最終製品にそのまま現れるので、直角度や精度について打ち合わせ~切断時に注意が必要です。


開先とはなんですか?


開先とは、溶接を行う母材間に設ける溝のことです。
厚板を突合わせ溶接する前に、溶接強度を上げるために鋼板の角をそぎ落とす加工


吊れる重量を教えてください。


本社工場:天井クレーンでの吊り上げ最大重量は30tまでになります。
浦安工場:天井クレーンでの吊り上げ最大重量は20tまでになります。


ピンホールとはなんですか?


ピンホールとは、鋳造時に最後に凝固する部分(板厚中央部)に発生した空孔部が、以降の圧延工程で圧着せずに残ったものです。形状は複数の小さな丸い泡状で個々の大きさは1ミリ前後のものです。