中村機材の溶断で出来ること&出来ないこと
2023/4/4
○ 出来ること
- 基本的に鉄板は溶断できます。
- 圧延された鋼板の他、鍛造材料も溶断できます。
- 圧延鋼板は製造可能な最大板厚が550mmで、これも溶断可能です。二次切断や鍛造品など、1000mm以上の板厚も溶断はできます。
- 板厚より小さい穴も溶断可能です。例えば200mm厚で直径100mmの丸穴も大丈夫です。
- 板厚よりも細い部分ができるような形状も溶断可能です。例えば200mm厚のリングでリング幅が15mmしかない場合も、多少変形はしやすいですが溶断はできます。
- 溶断でのR開先や、C100やC200といった大きなサイズの開先切断が可能です。
- 20トン以上の母材や持ち込み材料を扱うことができます。
- 2700mm幅以上のサイズの材料を扱うことができます。
- 原寸型紙での溶断も可能です。
- 溶断部品図からだけでなく、最終図面から部品を拾って溶断できます。
× 出来ないこと
- ステンレスやアルミや銅など非鉄金属は溶断できません。(レーザー切断品の手配はもちろん出来ます)
- 基本的に鋳物は溶断できません。
- 6 mm未満もガス溶断できなくはないですが、精度やコストの観点からシャーリングやレーザー切断やプラズマ切断がおすすめです。
- 間に空間のある2枚の鋼板を同時に溶断することはできません。
- 炎が貫通しないで途中までで止めるような形状切断はできません。
- 丸棒を旋盤加工のように点対称形状に溶断することはできません。
- コンマ台の寸法公差でのガス溶断はできません。
- 2023年現在、溶断スタッフを派遣したり、溶断設備を持っていって作業したりすることは行なっておりません。